Windowsのメモ帳(Notepad)がMarkdown形式をサポートへ。Windows Insider向けに配布開始
マイクロソフトは、Markdown形式をサポートしたメモ帳(Notepad)がWindows Insider向けに配布開始されたことを、5月30日付のWindows Insider Blogの記事「Text Formatting in Notepad begin rolling out to Windows Insiders」で明らかにしました。
下図はその記事で示されたMarkdown形式をサポートしたメモ帳の画面です。上部のツールバーにテキストをフォーマットするアイコンが並び、画面内には見出しとしての大きなテキストやリスト化されたテキストなどが表示されています。

記事では今回のメモ帳のアップデートについて、メモ帳の入力画面でMarkdown形式の入力をサポートすること、Markdown形式で書かれたテキストファイルの入力をサポートすることが次のように説明されています。
With this update, we are introducing lightweight formatting in Notepad, providing additional flexibility in how you structure content across your files. The experience supports Markdown style input and files for users who prefer to work directly with the lightweight markup language.
このアップデートでは、メモ帳に簡易な書式設定が導入され、ファイル全体のコンテンツを構造化する柔軟な方法が追加されています。このエクスペリエンスにおいて、簡易なマークアップ言語を直接操作することを好むユーザー向けに、Markdown形式の入力とファイル形式がサポートされています。
また、ツールバーの「View」メニューもしくは画面下のステータスバーのトグルボタンによって、Markdown形式でフォーマットされたプレビュー画面と、Markdown形式のテキストビューを切り替えることもできるとのことです。
Markdown形式をサポートしたメモ帳は、Windows 11向けWindows IsidersのCanaryチャンネルとDevチャンネルのユーザー向けに配布が開始されました。
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